PCM5100 /32bit DAC


ES9023版の基板は こちら です。
 PCM5100はサフィックス A が付いていますが省略します
本基板の 説明書の ダウンロードは  こちら 26番 です


・ 5V 単一電源で 2.1Vrms 出力可能  ( ICスペックは、Vdd=3.3V で OK )
・ PCM入力に MCLK 無くても動作
・ 32bit, 384KHz /DAC


などの、特徴をもつ BB/TI 社の 新型 DACです。
PCM1792等の 179x 系とは、ターゲット市場が異なると思いますが、それはさておき 使ってみたくなる スペックです。


そこで 今回は 組み合わせる DAI チップも 新顔にしてみました。 
ON Semiconductor の LC89091 です。 192K/24bit まで 使えます。



期末の ドタバタの最中に 基板を手配したので  ・ ・ ・  
案の定 パターンミスがありました。 Muting かかりっぱなし

まぁ ご愛敬ということでこのまま 行っちゃいます

修正の、ジャンパー  1本 裏付

(修正済み!)


回路は 下図のようになってます。

(1) 電源は 5Vでいけるよう  3.3V レギュレータをいれてます。
(2) DAIの入力は、TTLレベル 1回路なので、SPDIF対応用に
   AMP 回路を つけています。
(3) 今回の基板は、HiFi 用途だけではないので、エンファシスの
   有無で、 デ・エンファシスを 自動的にかけます。

参考回路図



PCM510x シリーズには
・ PCM5100
・ PCM5101
・ PCM5102

の 3種類があります。 

ブランドが TI ではなく BB なのが good ! !


違いは、SNR(S/N)のスペック違いです。
100/106/112dB で 各6dB差が あります


3種を実装した基版例



早速、3枚作って比較視聴したのですが ・ ・ ・ 音質的な差はあまり感じません

S/Nは ノイズメータ(CCIR)実測で PCM5100 ⇔ PCM5102 で 1.5dB程度ありましたので
多少の差異は ありそうですが、音質重視のDACは PCM179x 系 に任すとして、
今回の基板では PCM5100 をメインで 採用とします 
( PCM5102出品あり。PCM5101 版は終了 )


【参考】 基板の端子レイアウト


CN201で I2Sを DAI側とDAC側に切り離すことが
可能ですので、DAI単品 DAC単品としても使用可能です。



Raspberry pi 等、外部機器につないで使う場合は ここで接続します。
MCK無しで使う場合は、J25の 半田ジャンパーでモード設定します





   注) MCK = MCLK = SCK =SCLK 等の信号名が混同して
  呼ばれますが 当ホームページでは 同等信号の表記違いとします。
  (MCK=MCLK : Master Clock) = (SCK=SCLK : System Clock)




本基板の説明書のダウンロードは   こちら  26番です







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