AMVECO等の 海外メーカ 電源トランスを使う

DAC等の電源によく使われる トロイダルトランス(写真)等では、
世界的な 汎用性を持たせるため 少し特殊な巻き線構造になっている場合が多い。

下の写真を見ただけで、「ふむ」「ふむ」とすぐに結線をはじめる人はそんなに多くないかもしれない。
それは、1次側と 2次側の巻き線が 2巻構造で分かり難くなっているためだ。

このトランスは、電源基板のページで紹介している トランスのやや小さいタイプ. 15V 5VA 2回路




通常、日本国内で流通している自作用のトランスは
下の写真の様な巻き線構造になっており 理解しやすい。


さて、AMVECOのTE70043型の場合について説明します。
結線は下図のように行います。 一次側は並列結線します。
二次側は、直列結線で接続したところが 整流回路のグランド側になります。



専用基板を作りました。 こちら を参照ください。


AlfaMag2253の場合も同等です



トランスを自作基板に付け、電源基板と接続した例です。



自作基板の裏側です。 結線の様子が分かります。





ユニバーサル基板を使った配線例です。

ポリSW(ヒューズ)を入れてます。



専用基板を作りました。 こちら を参照ください。



トランスの端子側の写真です。 
端子の位置は、トランス表に印刷されたイラストと大分イメージが異なります。








補 足

参考まで S.E.L 等の2次側が2巻のトランス場合は



このように結線します。




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