DAC をケースに入れる  ための 電源コンデンサ検討

と、ケース加工・組込の 長〜い 道のり

ユーザ様からのコメントで、 「 電源基板のコンデンサ 背を ひくく 」 とのご要望があり
もう少し 背の低いタイプを 検討しました。 新型電源基板へ Jump



入手できた背の低いコンデンサを使った電源基板が、タカチのCD-180DDに収まるか検討したので報告します。



使用したケースは、とりあえず手持ちのタカチ DD-180DDというものを使いました。
このケースの 3サイズは、 外形(WDH) 196x132.6x45.6  有効内寸(WDH) 180x111.4x40.8 というスペックです。

このケースに、DAI(8416)基板、DAC(1798)基板、電源(新型)基板、電源トランス (15V 5VA 2回路) を並べてみると


おお! 美しい

   



ケース加工するのは、さておき 並べるだけならまさにぴったり。


このケースの両サイドは、プラスチック製で加工しやすそうなので、そちらを 前/後 にして SW やら 端子を付けるなら


私にも 出来そうな気がする ・・・

No.1 end.






 パワートランス用の基板を手作りしました。  少しだけ、進歩。    



電源トランス基板の配置図です。 図をクリックする 600dpiのパターンデータが
表示されますので、手作りする方はご利用下さい。
適合するトランスサイズは、AMVECOのTEシリーズ 10VAです。 

取付ピッチは、system72と同じですが、基板の幅はトランスサイズに合わせて大きくしたので
外形サイズは、72x52 になってます。

トランスの結線 参照は こちら

トランス基板のもう少し詳しい資料 こちら


No.2 end.





基板をケースに直接取り付けると、1.8o厚のアルミに 16個もの孔を 開けなければなりません。
気が進みません (ズレる/バリ出る/ケースキズだらけ/ ・・うだうだ・・・・・)

ということで、Sub Chassi方式をとることにしました。 1mmアルミ/パンチングメタル/アクリル 等。
種々検討の結果、一番簡単そうなのが MDF(medium density fiberboard) という結論。
カッターナイフで簡単に切断できます。 切り口がぼろぼろになりやすいですが 加工性抜群です。
ドリル孔の下書きも 鉛筆で書けるし / 消しゴムで消せるし とメリットいっぱい

しかし、3o厚クラスのMDFボードの入手が困難。 DIYの店で売っているものは10o厚以上。
で、 今回は百均で買ったMDF製クリップボードを 切断・流用しました

それっぽく 仕上げるために Silverの塗装をしています





No.3 end.




・・・・・ 続く
 
(不定期アップデートです)






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さて、今回の電源基板ですが 高さ25mm程度を目安にコンデンサを捜しました。
入手したのは、25V3300uF(85℃/Toshin)です

これまでの電源に使用してきたコンデンサは、35V3300uF(105℃/Matushita) と 35V6800uF(105℃/Nichicon) ですので
対応温度がスペックダウンになってしまいました。

 「何かを手に入れるために 何かが犠牲になる」。  世の常です



各コンデンサを 基板面から ノギスで実測した 高さです。
基板下の部品足など含む全高は、+6o程度見て下さい



この新型電源基板は、 タイプ-tiny と 呼ぶことにします


その他、電源基板は こちら


新電源基板(tiny) の仕様

tiny 電源基板Assy例
 

<特徴>
 ・ 40o(内寸)高さのケースに収納可能な 電源基板。
 ・ ±15V、+5Vの3種類の出力が可能。


<iny 電源基板スペック>
AC入力 :  定 格  15V x 2
       (最大) 17V x 2 (コンデンサの耐圧による制限)

出力電圧 : ±15V(又は±12V)
        +5V

電流容量 :使用する電源トランスのスペックに左右されます。
        ±15Vは、03A、+5Vは、0.1A程度が目安。

出力端子 : ±15V EH-3pin コネクタ 2組
        +5V  EH-2pin コネクタ 1組

搭載3端子レギュレータ:
         7815/7915/7805

基板サイズ:72o x 47o
       (参考高さ:部品足などの突起含み 32o)

基板材質 : RF-1 両面スルホール


参考回路図







タイプ-tiny 電源基板 売店にて同梱オプションとして発売中






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